サッカー東アジア選手権 日本代表 vs 北朝鮮代表
2005年 07月 31日
しょっぱなに日本がチャンスを作るがその後は中盤でボールが繋がらずゲームを支配できない。
かといってペースを変えることなくゆったりとしたままの試合展開。
前半27分、小笠原のバックパスを奪われ日本のゴール前へ、中沢がクリアするも北朝鮮選手にわたしてしまう大きなミス、そのまま先制されてしまう。
その後反撃するも北朝鮮代表ディフェンダーの集中した守りなどによりペースを握りきることが出来ないまま前半が終わってしまう。
あーあ。
どうにも散漫な感じの日本代表。
相手をなめているのか、それともシーズン中の疲れがあるからなのか判らないけれど、どうにもパッとしない前半。試合中に自分たちでペースを変えることが出来るようになると日本代表は強くなると思うんだけどなあ。
さて後半開始からディフェンダーの田中誠に代えて本山を投入。
しかし相変わらず散漫な日本代表、流れを変えることは出来ない。
後半22分には玉田に代えて田中達也、後半33分には遠藤に代えて巻と続けざまに選手交代するもやっぱり試合のペースを変えられず、大事なところでミスが多い日本代表。
どうしてこんなに集中できないのだろうか。
また田中達也の速さを生かすとか、あるいは巻の高さをいかすとかはっきりとしたチームの戦い方を感じられないのは大きな問題だと思う。
北朝鮮選手たちは試合終盤から足がつる選手が多いのだから相手をかき回すプレーとか遠目から積極的にシュートを打って相手ディフェンダーが前に出ざるを得なくさせるとか、あるいはドリブル勝負を仕掛けるとかいろいろできるはずではないのだろうか。
とにかく観ていてフラストレーションがたまる。
結局そのまま流れを変えられず試合終了。
0対1で北朝鮮の勝利。
ホントにダメダメな日本代表。
田中達也と巻は持ち味をだす部分もあったけど、とにかく日本代表のダメさが目立ってしまう、観ていてイライラがつのりまくる試合。
そして相変わらず良いところを出せない三都主と小笠原。
もしかしたら日本代表はこの大会に対してチームとしてのモチベーションを上げられてないのではないだろうか。
新加入の選手には高いモチベーションを感じられるのだが、それ以外の常連組にそれを感じることが出来なかった。
ワールドカップまであと1年を切った状態なのだから高い意識になるのが当然だと思うのだがそれを感じられないということは、チームマネージメントのミスなのではないだろうか。
この敗戦をきっかけにして残り2試合に高いモチベーションで臨んで欲しいと思う。
本日の1曲:
『Whistlin'past The Graveyard』
(Tom Waits『Blue Valentine』←CD)
→Tom Waits Web Site