ここんところのサッカー雑感、てかオランダ強い
2008年 06月 14日
ざっくりと感想など。
スペイン対ロシアはなんつーか、スペインが格の違いを見せつけたって感じ。
次のスウェーデン戦でもスペインが同じように勝てたらこりゃ本物かもしれない。
反対にロシアは若いって感じだったなあ。これじゃヒディングマジックは起こらないかも。
ギリシャ対スウェーデンは4年前のEUROを思い出す内容、ガッチリ守るギリシャの現実路線。だけどラーションを先発で起用したことがばっちりハマってスウェーデンが勝利。スウェーデンのウィルヘルムソンが怪我で今後の試合に出られないことが非常に残念。ギリシャは次の試合でどうするかは楽しみ。
チェコ対ポルトガルはポルトガルが勝ったけどチェコが勝ってもおかしくなかった。だけどチェコにはデコみたいな選手がいないから負けたとも言えるかな。ほんの僅かなディテールの差が勝負を決めたように感じた。
スイス対トルコは緊迫しててホントに面白かったなあ。集中力というか執念というか、そういうものがテレビ越しに伝わってくるような好ゲーム。スイスはやっぱフライが怪我で出られなかったことが大きかったのかなあ。決定力不足を露呈したスイスの負け。開催国が敗退を決めたのは寂しいぞ。
U-23日本対U-23カメルーンの日本はチャンスは作るんだけどフィニッシュが決まらないもやもやを感じつつ大きな可能性も感じる試合だったかな。ま、あんまり熱心に観てなかったんだけど。本田圭佑がたくましくなったように感じたことと梅崎が楽しそうにやってたことが印象に残った。
クロアチア対ドイツはクロアチアの戦術にどっぷりハマってしまったドイツが負け。前の試合とは見違えるクロアチアの出来に感銘。ドイツはねぇ、なんかこうピリッとしないというか、ヤンゼンとフリッツがいらないというか、クローゼが元気ないというか、バラック押さえられたらどうしようもないというか・・・。
オーストリア対ポーランドも緊迫した好ゲーム。元気いっぱいだったオーストリアが失点から徐々に萎えていってなんだかわからないPKをバスティッチがズドンと決めて息を吹き返すどころか勝った気になって喜び溢れてって流れが途切れずに次の試合に繋がると面白いなあ。んでチャンスにキッチリ決められるようになればさらに良いんだけど。
イタリア対ルーマニアはこれも面白いゲームだった。負けられないってか絶対に勝ちたいイタリアがデル・ピエーロを先発に起用したことがずばり的中。攻撃的に来るイタリアは面白い。だけどトーニがどうにもチャンスを決められない。後半途中から出てきたカッサーノもいまいちなのが困りもの。デル・ピエーロは交代させずに残して置いた方が攻撃の時には何かと便利だと思ったなあ。んでルーマニアは曲者だねぇ。守備陣の踏ん張りとキーパーのロボンツのスーパーセーブがこの引き分けを呼び込んだかな。あ、イタリアの負けをはじき返したブッフォンはすごかった。彼のスーパーセーブがなければヤバかった。
オランダ対フランスはねぇ、オランダ強いってことにつきるかも。んで今回のフランスはダメな空気が漂うなあ。リベリーは下がってボールを受けて散らしてんで前線でチャンスメイクしてってやんなきゃならないことが多すぎ。周りが連動しないとどうにもならない。反対にオランダはパスでドリブルでと人数をかけて相手をしっかり崩して美しいサッカー。前の試合で見せた鋭い速攻はこの試合でも健在。攻撃力爆発のオランダがフランスを粉砕で4-1の快勝。
マジにオランダ強い。
死の組グループCはオランダが1位で決勝トーナメント進出決定、2位は勝ち点2のルーマニア、3位は勝ち点1だけど得失点差でイタリア、最下位はフランスというまさかの展開。これまでの試合を観る限り次でイタリアが決勝トーナメント進出ってのが順当かなあ。どうなるか判んないけど。
本日の1曲:
『Growing Up』
(Peter Gabriel『Growing Up Live』←DVD)
→Peter Gabriel Web Site
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