北九州芸術劇場ダンスラボ2006 『BARBABAR』
2006年 09月 11日
『BARBABAR』
振付・演出:山田うん
出演:石井芳美, 井上イクヲ, イフクキョウコ, 上野一子, 江藤由紀子, 大脇理智, 高山力造, 福富昭子, 百田彩乃, 吉本あゆみ
国内外の第一線で活躍する振付家・ダンサーとともにオーデションで選ばれた出演者が約1ヶ月の稽古を通してコンテンポラリーダンス作品を創り上げる(北九州芸術劇場ウェブサイトより)
えーと、率直に作品としてはかなり僕の好きな部類。
キレのいい俊敏さとダイナミックさと内省的な面がバランス良く配置され、Fanfare Ciocarliaの音楽(かな? 違うかも)とよく絡み合ったポップで楽しめる作品でした。
出演者がいきいきと楽しそうに踊っている様は観ていて気持ちよかった。
特に作品のラストはこの楽しさが発散に終わらず次にきちんと繋がれば良いなあなんて余計な心配をしてしまうほどみんな楽しそうに踊っていた。
まあ、振付がかなり僕の好みだったので作品として感じたことはこれくらいかなあ。
んでそれとは別にこの公演の意義についていろいろ考えることがあった。
ただしなかなか答えを出せず僕の中で消化できてないので、詳しくは書かないけど。
ただひとつ書き残しておきたいことは、この手のプロデュース公演でダメになっちゃう奴もいるんだぞということ。
もちろんダメになった理由はそいつ自身にあると思うし、主宰者側にそこまでケアしろというのは無理だろうなとは思うし、ダメになる奴の周りの人間にも大きな責任があると思うけどさ。
なんて言うのかな、例えば10年後に実りを結ぶためにはどうすればいいのか、30年後にライフサイクルとして安定させるためには何をすればいいのかということについて、いろいろ考えさせられたって感じかなあ。
答えを出したらちゃんと書きます。
本日の1曲:
『ステップナー』
(Geisha Girls『The Geisha Girls Show 〜炎のおっさんアワー』←CD)