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サッカーW杯 イタリア代表 vs ウクライナ代表

ここまで失点は自殺点の1点だけどいう鉄壁のディフェンスを誇り攻撃もうまく機能しているイタリアと、初戦の大敗から持ち直しチームにまとまりが出てきたウクライナの対決。
実力から言えばイタリアだけどウクライナのシェフチェンコに1点だけ決めて欲しいなと思いながら観た試合。

前半6分、中盤でウクライナからボールを奪ったザンブロッタがトッティとのワンツーで抜け出し、そのままドリブルで持ち込み強烈なミドルシュートを決めてしまう。
いきなりイタリアが先制。
そしてそのまま試合の主導権を握ってしまうイタリア。
組織的で忠実なディフェンスから素早くパスを繋ぎ何度もウクライナゴールに襲いかかる。
対してウクライナはイタリアの厳しいプレスをかわせず中盤からトップへとボールを繋ぐことが出来ない。苦し紛れのミドルシュートを打つことがやっとの苦しい展開。

前半は追加点を奪えないながらもイタリアがウクライナを圧倒。
ウクライナは戦術的な交代で1枚、負傷交代で1枚の交代カードを使ってしまい、さまざまな面で苦しい展開となってしまう。

後半から徐々にサイドを起点としたウクライナの攻撃が機能し始める。
そして後半5分、8分、12分と立て続けに決定的なシュートを放つがイタリアのゴールキーパーのブッフォンの体を張ったセーブやディフェンダーの必死のクリアに阻まれ得点を奪えない。

するとイタリアは後半14分、トッティからのショートコーナー、グロッソとワンツーでトッティが抜け出しクロスボール、ゴール前に飛び込んできたトーニがヘディングで叩き込みゴールを奪う。
直前まで攻め込まれていたイタリアのが追加点。
そして再びゲームを掌握する。

その後のイタリアはこれまで出番の少なかった選手を出場させる余裕の采配。
さらに後半24分、左サイドのグロッソからスルーパスを受けたザンブロッタがドリブルでペナルティエリア内に入り込みトーニにパス、トーニはこれをしっかり決めてこの日2得点目。
このゴールで完全に勝負を決めたイタリア。

こうなったら興味はシェフチェンコが一矢報いるかどうか。
しかしなかなか良いかたちで彼にボールが入らず孤軍奮闘。
終了間際に鋭いドリブルと絶妙なフェイントでペナルティエリア内にボールを持ち込んだシェフチェンコだが、結局イタリアの分厚い壁を崩すことが出来ない。

そして試合終了。
結果は3対0。
圧倒的な力の差を見せつけたイタリアが完勝。

イタリアは持ち前の堅いディフェンスに選手層も厚く、攻撃陣も好調と隙がない。
次の準決勝は勢いに乗るドイツとの試合、めっちゃ面白くなりそう。

あ、これでイタリアのフォワード登録の選手で無得点なのはデル・ピエーロだけ。
うーん・・・彼にも頑張って欲しいんだけどなあ。


本日の1曲:
『The Counter』
(Psapp『Tiger, My Friend』←CD)

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by stepbros | 2006-07-01 07:12 | 蹴球的雑感 | Comments(0)

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