キリンカップサッカー 日本代表 vs スコットランド代表
2006年 05月 13日
本来盛り上がるはずが、どうにも・・・。
試合後のジーコ監督のコメント「今日の結果いかんにかかわらずメンバーは頭に描かれている」って、どうなのよ。
いやまあ、そういう人だと思ってたしこないだのブルガリアとの試合後のコメントも「彼らの頑張りは賞賛に値する。ただし最終メンバーについてのベースは頭にある。」だしさあ、なーんかね、結局いま上り調子な選手を選ぶのではないんだろうななんて思うわけです。
ホントにジーコが代表監督で良かったのかなあと思ってしまうわけです。
んでもって毎度毎度同じような勝ち方、負け方。
たまにすごく良い試合するときもあるけどさ、その時は結局「黄金の中盤」が勢揃いして、なおかつ彼らのコンディションが良かったときだけ。
この4年間で何が積み上がって、何が進化したのか。
加地が良くなったってことくらいじゃないのかなあ?
あと1か月でワールドカップ本番だっていうのにさ、未だに「プレスをかけるタイミングを話しあって決めなきゃ」って言ってるチームって他にあるの?
などと文句をたくさん言いたくなってくる試合でした。
良かったのは小野の復調と前半の加地の動き、小笠原のしつこいディフェンスとバランスの取り方、遠藤の前線への飛び出し、大きく崩れることがなかったディフェンス。
物足りなかったのは決めるべきところで得点できないところ、ディフェンダーにマークされたときの小笠原の弱さ、ディフェンダーが2枚ついただけで横パスかバックパスに逃げてしまう加地、久保の調子悪さ、動きは良いけど決められない玉田、もう一つ工夫の足りないクロスボール、三都主のちょっとした判断の遅さ、ジーコ監督。
結局のところ、中田と中村が入らないとどうしようもないのかな。
最終的に残る選手はいつもの彼らになっちゃうのかな。
どうなんだろうね。
あ、試合は0対0で引き分け。
キリンカップは最下位で終了。
あーあ。
本日の1曲:
『The Tao Of Love』
(Vangelis『Themes』←CD)
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