佐賀県は呼子にていか三昧
2005年 08月 18日
んでそのついでに有明海沿岸の佐賀市からえいとばかり足を伸ばし、玄界灘のいかで有名な呼子町へいか料理を食らいに行ったのでそのレポートをば。
いやまあ「愛知旅行記」を早く書き上げろとは思うんですけど、ネタは新鮮なうちにって言うし、ほれ、ね。
さてさて呼子と言えばいかの活き作りなわけです。
もともとは「河太郎」ってお店が始めたらしいんですけど、僕らが呼子に行った日のそのお店は超満員、炎天下に長ーい行列が出来ていまして、「ちょっとなあ」ってことでスルー。
呼子港から河太郎の側を通り抜け玄界灘を見渡せる高台に位置するいか料理のお店であるところの「漁火」に行ってきました。
そしてお店の人のお薦めに従い「いか活き造りコース」を注文、お値段は2,800円。
早速現れたのはもずく、茶碗蒸し、そしていかの活き作り(写真一番上)。
いかがすんごく新鮮、透き通ってます、動いてます。
さあ食べるべ、と一切れ口にいれたらしゃきっとした歯ごたえといかの甘み。
ウマいっす。
でもね、食べようといかに箸を伸ばすたびにいか君と目が合うんですよ(写真上から2番目)。
気まずい、かなり気まずいよ、これ。
しかもナイスなタイミングで足を動かすのよ、いか君が。
さらに気まずさアップ、てか罪悪感にさいなまれる。
「ああ、人間は他の生き物たちの生命を奪い取らないと生きていけないんだなあ」と哲学的になりながらも食欲が溢れかえるシュールな食卓。
結局はいかの刺身は平らげちゃったんだけど、微妙な心もち。
そしたらいか君が載ったお皿は下げられいかシュウマイ登場(写真真ん中)。
やっと普通の心もちで食事が出来る安堵感。
いやマジで。
味は、んー、まあ普通に美味しい。ふっくらとした食感が良い感じでした。
次に出てきたのはご飯、お吸い物、お新香、食後のデザートに杏仁豆腐、んでもうひとつ、さっき下げられたお皿に載っていたいか君の下足を天ぷらにしたもの(写真下から2番目)。
いやあ天ぷらがすんげーウマかった(写真一番下)。
身がやわらかくカリッと揚がっててホントウマい。
ダシと塩がついてきたんだけど、断然塩で食うのがウマかったっす。
かなり満腹。
満足。
だけどさ、活き作りってどうなんだろね。
あの気まずさはすごかったよ。
本日の1曲:
『Ikarus』
(Bettina Wegner『Sind So Kleine Hände』←CD)
→Bettina Wegner Web Site