サッカーコンフェデ杯 日本代表 vs ブラジル代表
2005年 06月 23日
いきなり前半4分、ワンタッチパスの交換から抜け出した加地がシュートを決める!
しかしオフサイドの判定でノーゴール。
がー、惜しい。
だけどその後、前半10分に先制点を奪われてしまう。
あらら、やべえ、このままけちょんけちょんにやられるんじゃねえか、などと思うが何とか耐え続ける日本代表。
前半23分、絶好の位置からのフリーキックに柳沢がヘディングであわせるがボールはクロスバー。あー惜しいー!
くそー、追いつけそうなのになあって思っていたら、前半27分、中田の素早いリスタートのボールを福西がワンタッチで中村へ、そして強烈なミドルシュート!
これで1対1の同点!
しかしその5分後、カカがドリブルでゴール前へ持ち込みロビーニョに繋ぎロナウジーニョへ。ロナウジーニョが軽く合わせて再びブラジルのリード。
その後はブラジルにボールキープされ前半終了。
むむむ、やっぱ上手いよなあって感じ。
後半開始からそれまでの試合のクオリティについていけていないように感じた小笠原と玉田に代えて中田浩二と大黒を投入。
なんだかこの大会のジーコは選手交代がちょっとだけ上手くなってきた気がする。
そしていきなりブラジルディフェンダーを崩して柳沢のシュート。
ゴールキーパーにはじかれたものの惜しい。
後半はそれからずっと一進一退の攻防。
当然ブラジルの方が多くチャンスを作り出しているが、日本も充分に得点の臭いを感じさせる。
しかしブラジルの固いディフェンスを崩すことが出来ない。
このまま試合終了になってしまうのかと思った後半43分、相手ゴールから25mくらいの位置で日本がフリーキックのチャンスを得る。
中村が直接ゴールを狙って蹴ったボールはゴールポストを叩くが、そこへ大黒が走りこみシュート、相手ゴールキーパーの手をはじいてゴールへ!
これで2対2の同点!
その後日本は一度惜しいチャンスを作るが結局そのまま試合終了。
結果は2対2の引き分け、日本は得失点差で惜しくも決勝トーナメントへ進出できず。
うーん残念。
悔しい。
これまで日本代表はブラジルなど強豪国と試合をするときはガチガチにディフェンスして一発のカウンター攻撃にかけることばかりだったのに、今回はいつものサッカーそのままで勝負してチャンスを作り出し、得点を決めている。
なんだかすんげー嬉しい。
だけど全員が通用しているわけではないのも確か。
特に玉田、小笠原は判断の遅さ、視野の狭さが目立ってしまった。
最初から後半出場のメンバーで戦ったらどうなったんだろう。
また三都主も本来もっと良い選手だと思うが判断の遅さ、プレーの緩慢さが目立ってしまう。何年か前の鋭いプレーを見たいんだけどなあ。
しかしこの大会で4-4-2システムが上手く機能するようになったことと、加地が非常に成長したことが大きな収穫だと思う。
これで小野、久保、中沢らが怪我から復帰し、また阿部や大久保ら下の世代が成長し上の世代を突き上げていけば来年のワールドカップはものすごく面白いことになるかもしれない。
あとはジーコ監督がこの流れを消さないまま上手くマネージメントしてくれればいいんだけど、どうなんだろ。これまで何度かマネージメント失敗としかいえないことやってるからなあ。
がんばって欲しいなあ。
本日の1曲:
『Chummy Voice』
(Slowly Minute.『Farmer's Cafe』←CD)
ラスト5分だけでもみれたのでよかったよ。
最初から見たらもっと面白かったのに。